ACTIVITY REPORT

 

洋服は生後まもなくから着用するもの。

私たちは、人や物を大切にする心を養えるような洋服を、大切に作り届けていきたいと考えています。

 

<ACTIVITY REPORT>には、私たちなりの取り組みを記録していきます。

 

 

ジェンダー平等を願って

環境に配慮したものづくり


2012~

■オーガニックコットンの使用

ブランド設立当初より、糸番手から指定したオリジナルのオーガニックコットンを使用しています。

認証機関:GOTS〈Global Organic Textile Standard〉

オーガニックコットンは、通常のコットンに比べ、水の使用量が大幅に削減できます。また、農薬や化学肥料、枯葉剤を使わないので土壌や綿花を育てる人にも優しい生産方法です。

 

■試験をクリアした素材のみを使用しています

洋服を2年長く着るだけで、温室効果ガスの排出を年間約24%削減することが出来ます。

ARCH&LINEの物づくりの基礎は子供から大人までが心から気持ちよく楽しめるファッション。

大きいお子様がいるご家庭ではパパやママとお子様とのシェアが可能。また、ごきょうだいへのお下がりはもちろん、親せきやお友達へ、そして数十年後にも古着として誰かの手に届いて欲しいという気持ちで、試験をクリアした、永く着られる素材を使用しています。

認証機関:カケンテストセンター等

 

2015~

■環境負荷の少ないリネンやリサイクル素材の利用

子ども服としては高価で利用されづらいリネンを積極的に取り入れています。

リネンは環境にかかる負荷がとても小さく、全ての繊維の中で最も環境にやさしい繊維の一つです。(コットンの約4分の1の水で栽培可能、耐久性が高い、他の植物の4倍以上のCO2を吸収する、廃棄する部分がないなど)

また、一部の商品でリサイクルされた糸を使用した生地の使用を始めました。

2030年までに環境負荷の少ない素材への移行完了を目指しています。

 

2020~

■ジップ付きビニールバッグの導入

商品が協力工場様から出荷され、店頭に届けられるまでに使用するビニール袋。

プラスチックの特性である、透明、丈夫、軽量、安価であることにより、洋服を傷や湿気、シワから守ってくれお客様に最善の状態でお届けするのに役立ってくれていますが、

その命は短命です。

現段階では、プラスチック製ビニール袋の代替え素材が見つけられておりません。

そこで、お客様のお手元に渡った後に再利用することが可能なジップ付きの袋"REUSABLE BAG"を作成しました。

プラスチックの丈夫さを活かし、シングルユースを回避することが目的です。何度も繰り返し使用して頂くことで、ゴミとなる時を遅らせることが出来ればと考えています。

また、お洋服をご自宅へ持ち帰る際のショップバッグや商品を包む薄紙や不織布の削減が可能です。

プラスチック製ビニール袋の代替素材が見つかるまで、工夫しながら取り組んで行きたいと考えています。

 

■本社の電気を再生可能エネルギーに切り替えました。

利用電力会社:みんな電力株式会社様

 

■Instagramのofficialアカウントにて、[ARCH環境サークル]を始めました。

気候変動は私達が思っているよりも深刻かつ急速に進んでいます。

かけがえのない美しい地球を、子供達やすべての生き物達へ残せるかどうかは今を生きる私達の行動にかかっています。

企業やブランドとして、1人の大人として未来の子供達へ出来ることは何かと考えた時、1人でも多くの方々とこの問題を共有し、行動していくことだと感じました。

スタッフ各々が調べた情報を持ち寄り、フォロワーの皆さんとシェアしていくサークルです。

サークルのテーマは、"私たちの地球。《WE》"。

不定期でLIVE配信を行っていますので、是非お気軽にご参加ください。

@arch_and_line_official

 

2021年1月

■GHOST NET BURSTER<GNB>企画スタート

海洋ゴミのうち、約46%を漁網が占めています。

GNBは、これらが沖に流れ着いたものを回収し、糸へと再生し生地へ生まれ変わらせる取り組みです。

私たちは、田村駒株式会社様のスタートされたこの取り組みへ深く賛同し、2021年秋冬コレクションにて使用いたしました。

同年7月に阪急うめだ本店にて子供達へGNBの取り組みを伝える機会をいただいたのを皮切りに、GNBを広めて行きたいと考えています。

 

2021年4月

■新たに生産する下げ札(商品に取り付ける札)とショッパーを、FSC認証の取れた紙へ移行いたしました。

ショッパーの持ち手はアクリルから紙製に。ロゴのプリントは大豆由来のSOY INKを使用しています。

ですが、資源に限りがあることには変わりありません。

当社では、スーパーでお買い物する時と同じように洋服もマイバッグでお持ち帰りいただくことを最終目標としています。

段階的にショッパーの生産を減らしていく意向です。

→2022年8月、直営店舗全店閉店に伴い、ショッパーの追加生産を行っておりません。

 

2021年7月

■2021年秋冬コレクションにて生産する約半数の商品を環境配慮素材へシフトいたしました。

カットソー素材は9割をオーガニックコットンに。お取り組み先様の協力もあり、生地のバリエーションも豊かに。

2030年までにすべての素材を環境配慮型にシフト出来るよう、日々情報収集を重ねています。

 

2021年8月

■当社はmore trees の法人サポーターです。

国内外の各地域と協働で森の保全活動を行われているmore trees様の法人サポーターになりました。

 

2021年9月

■GHOST NET BURSTER<GNB>企画について

2021年秋冬商品として販売を予定しておりました漁網リサイクルナイロン〈GNB〉シリーズにおきまして、販売前最後の生地のトレーサビリティ確認で漁網の組成が確認されない、または数パーセントしか含まれていないということが判明致しました。

お客様におかれましては、GNBの活動に賛同していただきご検討くださっていた方も数多くいらっしゃるかと思います。 明確なトレーサビリティの取得をしてお届けすることが出来ませんでしたことを心よりお詫び申し上げます。

以上の経緯をもちまして、こちらの商品は〈リサイクルナイロン〉と名を改め販売することと致しました。

素材といたしましては、本来は廃棄されることの多い、紡績時に発生する落ち綿(おちわた)”WASTE YARN”を主軸としたリサイクル糸を使用しています。

MINIMAL VESTとMINIMAL BLOUSONはGRS認証を取得しています。

*GRS認証(Global Recycled Standard)とは

リサイクルに関して、原料から加工、製造、物流、最終製品までの履歴を追跡し、リサイクル繊維の履歴を第三者認証機関によって審査する基準。

本件を通し、リサイクルを始めとした環境配慮型の素材や作り方のトレーサビリティはなるべく早い段階で書類取得する 等々、今後はより一層注意し取り組んでいく所存です。

 

2022年4月

2022年秋冬コレクションでは、いくつかの新しいチャレンジをおこないました。

■染料の固着剤<エコソーダ>の使用

カットソー製品のうち約半数において、染色の際の水の使用量を約半分にすることの出来る固着剤(色を固着させる為の溶剤)を使用しました。染料も節減出来、排水の負荷を低減することが出来ます。

*削減量は色により異なります。

 

■植物由来繊維、カポックの使用

東南アジアに自生するカポックの木の実から取れる繊維は、水鳥の羽毛(ダウン)やポリエステルに代わる、持続可能な素材としても注目されています。動物や自然が好きな子どもたちに、この素材の必要性を伝えたいと思い採用しました。

 

 

わたし達が使用したカポックを生産されているカナダのFLOCUS様は、環境問題や水鳥(ダウン、フェザー)搾取の問題はもちろんのこと、生産地であるインドネシアでの男女の雇用問題や賃金格差を無くす取り組みなども積極的にされていらっしゃいます。

生産過程におけるトレーサビリティ


2012~

■トレーサビリティの取れている協力工場様に依頼しています。

私たちの商品は、定期的に外部監査が入り、労働基準等に関してトレーサビリティの取れている工場様に生産を依頼しています。

また、国内外問わず出来る限り工場様(縫製工場、加工場、織屋)に赴き、工場で働く工員様方とお会いするようにしています。

 

2020年12月

■お取り組み先様(仕入れ先様)へ、トレーサビリティ確保の為のヒアリング(書面)を実施いたしました

<内容>

生産工程においてのトレーサビリティ

環境配慮への取り組み

労働環境について

今後についての目標

 

出来ることを共に考えつつ、パートナーシップを組んで行きたいと考えております。

これらのヒアリングは、状況に合わせ適切な時期に行っていく予定です。

ジェンダー平等を願って


 

人々のジェンダー(社会的・文化的に作られた性別)への考えの形成は、生まれて間もなく身に着ける洋服や色による影響もかなり大きいと言われています。

元々、デザイナー自身が性を特定するような物や考え方に違和感を感じており、デザインや色を決める時のテーマとしてジェンダーレスであることを掲げて来ました。

ひとつのデザインで性別や年齢を問わずに着られるよう落とし込むことは容易ではありませんが、いつの間にか社会に刷り込まれてしまったジェンダーロール(性別的役割)への問いを、洋服を通して表現し続けたいと考えています。

“ファッションは自由” という言葉がその意味の通りになり、誰もが自分の気持ちに正直に洋服を選ぶことが出来る世の中を目指し、ファッションをニュートラル(=いずれにも片寄らないこと)なツールにすることも私たちの目的のひとつです。

 

ジェンダーや年齢を問わないデザインは、一着の洋服をより長く、より多く着ることへも繋がり環境への負担も減らすことが出来ます。

 

ごきょうだいで、親子で、パートナーとでもシェアしていただきやすいデザインは、多くのファミリーにご支持をいただいています。

ARCH&LINEで定着した、男の子に丈の長いアイテム、女の子にパンツスーツというスタイリング。そうした固定概念を取り払ったスタイリングを提案は、お子様自身にも人気です。

 

 

2021年6月

■ONLINE SHOP並びに直営店舗にてお客様よりいただく情報の内、[性別]の項目を無くしました。

皆さまにただただ楽しんでいただきたい洋服選び。私たちが性別の情報をいただく必要はないと判断いたしました。

日本における性的少数者の割合は、約8.9%。左利きの人口と同じくらいの割合と言われています。性自認が芽生えておらずとも、子供時代こそジェンダーに左右されず、自分自身や他者に対して隔たりなく伸び伸びと過ごすことで、より暮らしやすい社会が生まれると考えています。

 

[今後の対応に関して]

2021年6月まで、直営店舗での性別欄のご記入は任意、ONLINE SHOPでは必須項目としておりました。

既にご登録いただいているお客様で変更や削除をご希望の方がいらっしゃいましたら、個別に変更並びに削除を行います。ご遠慮なくご連絡くださいませ。

*お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

[当社に履歴書をお送りいただく皆様へ]

性別の欄がある履歴書をお持ちであっても、未記入で構いません。

 

■2022年1月

福袋の表記における男女表記を廃止し、COOL/SWEETのテイスト分けに変更いたしました。

COOL=パンツ、スポーティ、辛めなアイテム

SWEET=ブラウス、ワンピース、甘めなアイテム

 

まだ幼い子供のうちから、洋服でさえも男女で分けてしまうことの必要はあるでしょうか。

心に正直に、ストレスのないお洋服選びのお手伝いが出来ればそれ以上嬉しいことはありません。

 

 

 

ARCH&LINEでは、日々の生活の中で洋服が皆様の味方になれるよう願ってものづくりをしております。

今後も一人でも多くの方の味方になれるよう励んで参りますので、当社の運営に関してお気づきの点やご要望がございましたらぜひご連絡くださいませ。

 

子供たちにとって希望の持てる未来が残せるよう、ブランドとして今出来ることに取り組んで行きたいと考えております。

 

 

[ACTIVITY REPORT]は定期的に更新をしていきます。